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避妊薬で生理痛改善効果がある理由

薬の瓶

経口避妊薬は、女性ホルモンの卵胞ホルモンと黄体ホルモンを主成分とする薬で、このホルモンの作用で妊娠を防ぐ効果があります。
排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えて受精卵が着床しにくくしたり、子宮頸管粘液を変化させて精子の侵入を阻止するという3つの作用の相乗効果で、高い確率で妊娠を防ぎます。

経口避妊薬には、避妊の他にもさまざまな効能があり、そのうちの一つが生理痛改善です。
避妊薬を服用すると、子宮内膜があまり厚くならずに生理が始まるため、出血量が減ります。
また、子宮内膜には子宮収縮を促すプロスタグランジンという物質が含まれているのですが、子宮内膜が減ることでこの物質の量も減ります。
その結果、子宮の収縮が抑えられて生理痛改善効果があるという仕組みです。

避妊薬は、生理開始日から服用を始めて、1日1錠飲みます。
飲み忘れのないように、同じ時間帯に飲んで習慣づけるようにしましょう。
1シート21錠タイプは、21錠飲み終えたら休薬期間になります。
平均して3~4日後で生理が始まりますので、次のシートの服用を始めます。
28錠タイプは、22~28錠目がプラセボ薬になっていますので、生理が始まったら、次のシートに移ります。

避妊薬には女性ホルモンが含まれているので、ホルモンバランスを改善し、PMSを軽減する効果もあります。
吹き出物やニキビを改善する美肌効果や、子宮内膜症の予防、卵巣がんや子宮体がんのリスクを減らす効果もあります。

経口避妊薬は、医師の処方が必要な薬ですので、婦人科を受診して必要な検診を受けた上で、処方してもらってください。
生理痛改善のために経口避妊薬を使う場合には、保険が適用されることもあります。